ケイエスガードの事業所には複数のパソコンがあり、パソコンによって環境が異なります。
私が最近よく使っているパソコンは、pythonというプログラミング言語がインストールされていました。
pythonは比較的最近人気が出てきたプログラミング言語です。
インタプリタ型の言語で、対話形式で扱うことが出来ます。
pythonをインストールしたパソコンで、コマンドプロンプトで「python」と入力するだけで「>>>」とpythonの入力画面になります。
コマンドプロンプトの起動方法は「Windowsキー」+「R」を押し、出てきたウィンドウに「cmd」と入力。「OK」ボタンをクリックすればコマンドプロンプトが起動します。
コマンドプロンプトに「python」 と入力しエンターでpythonが起動します。「>>>」が目印です。
少し使ってみます。
プログラミング言語には変数と言う数値を入れる箱を用意することが出来ます。
変数の名前は比較的自由なのですが今回は「a」「b」「c」としました。
↑のプログラムを解説します。
変数「a」に10を代入、変数「b」に10を代入、変数「c」にa+bを代入です。普通の数式とは異なり、変数=入力値で変数に値を入力することが出来ます。
その後、print関数を利用して変数の中身を出力しています。
print(a)で出力は10、aの中身は10という事が分かります。
print(b)も同じ結果です。
print(c)はa + bで20と出力されています。
変数は上書きすることが出来ます。
変数bに20を上書きしました。
さて、ここで、変数cは変わっているのでしょうか?
答えは変わっていませんでした。
ここで再度計算をして変数cにa+bを代入すると変数cの値が変わりました。
=と言う代入演算子が実行された時だけ値が変化することがわかりました。
print関数内で変数を足し算することもできます。正確にはprint関数に引き渡す直前に足し算をしています。
a変数には10、b変数には20が代入されているので足すと30です。
a変数には10、b変数には20、c変数には{a(10)+b(20)=30}なので足すと60。
合っています。
足し算以外にも普通の四則演算等も出来ます。
「-」は引き算、「/」は割り算、「*」は掛け算、「%」は割った余りを出力。
※後々気が付きましたが、対話シェルの場合、変数の中身の確認や四則演算などの出力ではprint関数は特に必要ないです。実行ファイルを作ったりした時に必要です。
変数にリストというものが存在します。
少し使ってみます。
cards = [‘alis’, ‘bob’]の部分がリストです。
for card in cards: によってcardsの中身の一部をcardに代入しています。
そこをprint関数で出力しています。
リストによって複数のまとまった値を一つの変数に集約する事が出来ます。
またアクセスもfor in を使えば楽に行えて便利です。
対話シェルを終了する時は「exit()」で終了できます。
今回はpythonの変数について簡単な説明とプログラムを実際に動かしてみました。
pythonで出来ることは他にもたくさんあります。
実は先日このpythonでWebクレイピング(webサイト上の情報を取得する事)を行ってみました。
驚くほど簡単に数行のコードでwebサイトの情報を部分的に取得し、csv形式でアウトプット出来ました。
うまく使えばweb上の情報を自分の好みの形に合わせて収集できるようになります。
ちょっとずつ学んでいこうと思います。
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